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画像・ギャラリーの窓から

昨日の話の続きです。
伊舞なおみさんが紹介していた「Surface transcription」(記事はこちら)という作品展を見に、Gallery Denに行きました。

「嫌われ松子」観て写真展2つ観て、その後でまた作品展。昨日はアート漬け(笑)。

目を引くのは、大判のポスター。版画を元にスタイリッシュにデザインされている。作家の西尻幸嗣氏の原画をデザイナーの河村岳志氏がアレンジしたもので、「Yn」というブランドを立ち上げた、そのお披露目だと書いてある。白を基調にしたオシャレなカフェなんかに飾ったら似合いそう。

ポストカードにもなっていて、購入したらば、西尻氏が一枚一枚刷ってサインも入れた袋に入れてもらえる。

画像・ポストカード

「Yn」ブランドのTシャツやガムテープなどのデザインプロダクトも販売していて、生活に使える物としてデザインされた良い作品を買うのは楽しい。

しかし、河村岳志氏が掲げたコンセプトを読んだらいろいろ考えさせられた。

正確には覚えていないし、解釈も様々なので間違ってるかもしれないが、どうもこの「Surface transcription」という作品展自体がパフォーマンスであり、「Yn」というブランドもフェイクのようなのだ。

「アート」をどのように世に出すか、展示するかを考えるのはある意味「デザイン」だし、どこまでがアートでどこからがデザインか、その境界はよくわからない。「デザイン」を主体にしてる人から見た「アート」の本質とは。今は二つが混沌としているが、真理に基づいてアートとデザインは分離されるべきなのではないか。ギャラリーとしてある以上、「売る」という行為は否定できないだろう、などと、一読するだけではきちんと理解できてないかもしれないが、深い話だと思った。

たとえば、自分が作りたい物を、誰も理解してくれなくてもいいと頑なに作り続けるアーティストもいるだろうし、またその姿勢自体がアートだ、と受け止める人もいるだろう。

作家として立つなら、作品を認めてもらうことがまず先だ、とする人もいるだろう。

世界に1個しかないものを欲しがる人もいれば、みんなが持ってる物を欲しがる人もいる。

自分が作品を通じてどんな姿勢でいたいのか、いるべきなのか、正しい答えはない。

コンセプトに「この展覧会はジョークであり、トラップである」のような一文があったが、答えのない領域に引き込まれてぐるぐると、アートについて考えをめぐらせた。これこそトラップにまんまとハマったのかもしれない。

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